Apple が今月末にでも発表するのではと噂されているタブレット。ここでは【板Mac】と呼ばせて頂くが、ちょこちょこと内容らしきこともそれらしい噂としてネット上に流れてきた。
僕もどんなハードなのか?従来のパソコンの概念を覆してくれるような代物なのかと興味津々だ。それにこの話自体が噂だが、ジョブスがえらくお気に入りらしいというのもその興味を掻き立ててくれる。
で、そのハードで何が出来るのか?ハードと同じようにそちらの興味もつきない。動かせないのはネットとは切り離せないだろうということだと思う。かと言って、今のところ触感やら臭いを感じることは不可能だろう。YouTube や 映画、テレビ番組などの動画コンテンツ。写真などの静止画コンテンツ。音楽や音声など音のコンテンツ。そしてもちろんテキストコンテンツ。大きな範疇で別けてしまえば、現状パソコンで出来ることを大きくはみ出すことは無いと思う。
でもその見せ方やコンテンツの配布方法が、巷噂に上がっているように iTunes Store から購入できたり、消費者にとって扱いやすい仕組みを考えているのではと思っている。それに従来の新聞やマガジンと呼ばれるような書籍も、きっとそのハードに見合うようなインタラクティブな物に変わって行くに違いない。
と、ここで思ったのだが、僕の想っている楽しみでは、何よりコンテンツが問題ではないかと・・・。そう考えると Hulu のように無料でアクセスできるテレビコンテンツがあったり、Kindle で一気に需要が膨らんだ書籍のようなテキストコンテンツが充実しつつあったりと、確かに米国ではその楽しみも広がりを見せそうな気がするのだが、はたして日本ではどうなんだろうと一抹の不安というか不満を持ってしまった。
だってオープンしてから数年経つ音楽中心の iTunes でさえ、日本の場合は未だにあれも無いコレも無いという状況が続いている。業界が違えばまた別という期待が持てるのだろうか?確かにテレビ番組では有料だが NHK オンデマンドが出てきたり、レンタル中心ではあるが映画も可能性が無くもない。だけど書籍類はどうだろう?最近は編集も当然デジタルだから、凝ったことをしないなら直ぐに対応ができるのだろうか?いや仮に技術的対応ができたとしても、権利やら不正防止やらで時間が掛かったり、価格がリーズナブルでなくなったりはしないだろうか。
もちろん【板Mac】は、長らく待たれていた持ち運びがしやすい廉価な Mac となり得るという希望もある。その辺は発表されてみないと判らないが、確かに魅力の一つかもしれない。だけどどう考えてもコンテンツが重要な位置づけを持っているように思うんだよな。そうなると日本の状況にどうしても不安、不満を感じてしまうのだが・・・。まあたとえコンテンツが重要だとしても、いずれは変わらざるを得ないのだから、苛々せずに気長に日本のコンテンツホルダーの対応を待つという大きな心を持つべきだろうか?




こんにちは。とても興味深く拝読しました。
あと2週間ほどで全貌が明らかになるのかと思うとワクワクしますね。
しかし、Keizoさんの仰るとおり、デバイスの「革新性」は、もはやハード的な目新しさを追求するだけでは済まないのでしょうね.....。
それよりも、そのデバイスがコンテンツの流通の仕方そのものを、革命的に変えてしまうこと.....。
しかし、その眼前に立ちはだかる日本の法の壁はあまりにも高すぎて、旧態依然としていますね。
いずれにしても、Keizoさんの記事、とても刺激的で目を開かれた気がします。ありがとうございました。
>mb さんコメントありがとうございます。
ご無沙汰しています。やはり楽しみですよね。Jobs が気に入っているって言われると、何か僕の思いもよらないサプライズがあるんじゃないかと考えてしまいます。