父が一番残念だった

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過去記事:【喪失感】で、飼っていた猫がおそらく車に轢かれて死んでしまったことを記した。未だにその姿を思い出すのだが、寂しがっていたのは僕以上に父だったのかもしれない。

亡くなってから、『チャコ(猫の名前)の彫像を作ってやろう。』と近所の墓石屋まで出向いて、およそのことを聞いてきたのだ。店主の話しだと瓜二つにはできないが、もちろん可能とのこと。そしてチャコの写真をプリントアウトして持参し、作ってもらうことにした。

決して安いもんじゃない。だから僕はそこまでしなくてもと思ったし、実際、父にもそう言ったのだが、父はもはや作る気満々で、そのプロジェクトは動き出してしまった。

そして今日、頼んでから一ヶ月ぐらいだろうか?石屋さんが完成品を持ってきてくれた。写真を持参した時に同行したのだが、石は庵治石という四国は香川県の石。そして制作も香川県の職人さんの手によるらしい。高さは 30センチ位だろうか、でも大きさの割にはドッシリと重い。

さすがに顔はお世辞にも似ているとは言えないが、雰囲気はよく掴んでいる。特に斜後ろから見た格好はなかなかのものだ。

父はさっそくチャコがつけていた首輪を巻いて、玄関に鎮座させた。その一連の事を端で見ていると、餌をやったり、トイレの世話をやったわけでは無いが、父なりに可愛がっていて、そしてだからこそ僕と同じように、いやひょっとしたら僕以上に喪失感を感じていたのかもしれないと思えてきた。

chaco.jpg

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コメント(2)

お父様は本当に残念に思っていらっしゃったんでしょうね。
正面からの写真を拝見しますとちょっと犬にも見えてしまいますが、横からの写真では猫背など、猫の雰囲気が伝わってきます。
写真や、ましてや彫像などなくても末永く記憶に留めることが一番でしょうが、このような方法もあるのだと参考になりました。

>lefty 0909 さん、おめでとうございます。

確かに顔は猫じゃないですよね。でも玄関に置いているのですが、扉を開けた時に目にする斜後ろからの姿にはドキッとさせられます。
生前、よく同じ場所で佇んでいたものだから尚更です。

lefty 0909 さんちの猫は元気になってきているようで良かったですね。

今年もよろしくおねがいします。

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このページは、keizoが2008年12月27日 19:14に書いたブログ記事です。

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