パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本

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昨日、海部美知氏の【パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本】を買った。実はまだ読んでいない。読んでいないけれど、読前感のようなものを記述したくなった。読んでみたら全然的が外れているかもしれないが、タイトルだけでも結構インスパイアされたので、こういうのも偶にはいいだろう。

パラダイスと言うからには、日本という国の居心地が良いのだろう。日本に居る総ての人がそう感じているとは思わないが、まあ、そこそこ満足しているということなのだろう。そして鎖国とは自らを世界から閉ざしているということ。

僕自身はどうだろう?日本がパラダイスだと思っているか?文句を言えばキリが無いとも思う。それに自分の心がけ一つで幸せ(パラダイス)だと思うこともできるのかもしれない。でも閉塞感を感じていることも事実。そして閉ざしているかいないかと言えば、これはもう、決してオープンであるとは言えないだろう。

まずは鎖国の件、その世界に住む多くの人達が幸せを感じているのなら鎖国も良いのではないか?そういう考えがあっても不思議では無い。しかし現代のように世界の関係がより密着していて、かつ物理的距離さえ技術の発達で短縮された世界では、どうも我関せずで居る事には無理があるような気がする。それにもはや物だけでは無く、働き手という人や投資という金銭に於ても既に流入は増えているし、そして必要なのだと思う。

でも社会のシステムがその変化に追いついていないことを多くの人達が十分に感じ取っている。あるいはシステムだけでなく、心情的にも受け入れ態勢ができていないのかもしれない。そして今までは多少ぬるま湯的とは言え、パラダイス感を享受できていたが、もし無理を承知で、従来通りのパラダイス鎖国的なことを続けようとしたら、それは日本が世界から忘れ去られることを意味するのでは。そういう不安感もあるのかもしれない。別に忘れられたって良いじゃないか。そう思う人も居るやもしれぬ。しかしそれは前述したように、関係がより密着した世界では決して得なことは無いと思うがどうだろう?

そこでこの現状を打破するにはどうしたら良いか?あるいはそんな社会での心構えのようなものをこの著作で述べているのでは?そのように想像しているのだが、どうだろう?

ところでこの手の話になると、いつも万人に共通の幸せ(パラダイス)って何だろうと考えてきた。この前提が決まっていないと論じることが難しいのではと思っていたのだ。しかし万人に共通の幸せというのは、大前提として、それぞれの多様性を認め、尊重する社会ではないのだろうかとフト思った。簡単に実現される社会ではないだろう。おそらく地球上にそれを実現した社会はまだないだろう。でもそのことを目指している世界はあると思う。僕が日本に閉塞感を感じるのは、まさにその前提がいつまでたっても進化しない、そう感じるからこそではないだろうか。

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
海部 美知
4756151337

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コメント(2)

こんにちは。

私も読んでいないのでこの本についてはかけないのですが、先日朝日新聞朝刊に載っていた記事によると、、最近の日本史研究では徳川時代を「鎖国」と強調しなくなっているそうで、「鎖国」という言葉を載せない教科書すらあるそうです。

いつの間にか鎖国っぽくなっていたという、なんちゃって鎖国、だったのでは、と言われているそうです。びっくりです。

>たもとさんコメントありがとうございます。
>「鎖国」という言葉を載せない教科書すらあるそうです。
 って、何の意味があるんでしょうか?ちょっと理解できませんね。「鎖国」という言葉が負のイメージだからでしょうか?
 でも、悪かったいことばかりじゃ無いと思うのですがねえ・・・。少なくとも何百年も比較的平和な時期が続いたんだから。ただ時代は変わるし、それにつれて色んなことが変わってこざるを得ない。それに対応できるかどうかだと思うんですが。

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このページは、keizoが2008年3月10日 20:18に書いたブログ記事です。

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