企業がネットを上手く使うには

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ウェブサービスって不特定多数の人が参加する。そして参加しやすい。それが重要であると思うのだがどうだろう。そしてその参加者の数が多ければ、知恵やら要望やら、自由な使用法が当初想定した以外の楽しみ方や使用法を生み出し、更に面白い、使いやすいものへと進化して行く。

消費者の要望やアイデアで製品が進化していくのは、何もウェブサービスに限ったことでは無い。おそらく質の良い製品であるというのが前提なんだろうが、一つの製品が産み出されて消費者の手に渡り、使い手の要望や、元々想定していなかったアイデアで進化し、変化して行くことだってあるはずだ。

しかしウェブサービスと較べるのは無理があるのかもしれないが、両者の間の反応のスピードには格段の差がある。当然ウェブサービスの方が反応が速いし、また他のユーザーの面白い使い方なども目に見えやすい。たぶん手に取ることのできる製品でも、ユーザーによって、便利な、そして面白い使われ方をされているはずだ。でもそのことを周知させる術が無ければ多くの人には伝わらないだろうし、その話題が更に相乗効果を産むというのは難しいだろう。

じゃあ製品についても、要望や、便利な、あるいは特異な使い方を集めやすい場を作れば良いのかもしれない。実際そんなソーシャルネットワーク的な広がりを希望、想定した企業のブログやサイトってありそうだなあ。ちょっとニュアンスが違うかもしれないが、僕も愛用している、リコーの GR-DIGITAL の GR ブログなんかは、結構使う側の人達の参加を上手く促しているんじゃないだろうかと思う。

僕自身 Web 2.0 という概念についてはもう一つハッキリしないんだけど、製品でもサービスでも、このような消費者や使い手とメーカーや供給者との垣根の薄い、かつ、できるだけ多くの人が参加できる場を作り上げることなのかもしれないと思いだした。僕だけかもしれないが、Twitter や ソーシャルブックマークなどのウェブサービスは、それを具体化しやすいし、また使い手の方も特に意識することなく参加者の気持ちになれるのに、メーカーが供給する製品が介在すると、どうもニュアンスが違ってくるような気がする。それは消費者が直接金銭を使って製品を手にしているからだろうか?根拠は判らないが、確かにそれは垣根の一つかもしれない。

でも、だったら民放のテレビ局はどうだろう?直接消費者がテレビ局に金銭を支払っている訳では無い。しかしこの場合は使い手(視聴者)の参加が限られてしまう。つまりは双方向では無いということなのかな。

だとしたら、消費者が直接金銭を使って手に入れるかどうかという点は、依然垣根の一つとして存在するとしても、使い手(消費者)が双方向で参加しやすい場を作ること、これは何とかできそうな気がするのだがどうだろう?おそらく使い手(消費者)に自分はお客様だという奢った意識、逆にメーカー(供給)側に、必要以上にへりくだる姿勢がなく、純粋に現時点では供給者側も自信を持って使ってもらえる製品であり、サービスであるという気持ちが維持できるのならば、双方向に楽しめる場を作り上げやすいと思うのだが、どうだろう?

インフォメーションテクノロジー(情報化技術)というのはインターネットが介在し、進歩することでどんどん加速度を付けている。そしてそれらは、十数年前には、一般的には考えられなかった技術だと思う。だからそれらを使いこなすには従来の常識では通用しない部分があるのかもしれない。

でも案外、自分たちの得意な範疇で朴訥なまでに、出きる限り妥協の無い商品やサービスを供給するという頑固さと、そういう物だからこそ消費者がお金を出してくれるのだという認識、つまりは原点がしっかりしていれば、インターネットを利用した新しいコミュニケーションの技術も、予想以上に上手く使えそうな気がするのだけど、どうだろう?

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このページは、keizoが2008年1月 4日 14:31に書いたブログ記事です。

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