まだほんの触りしか把握していないのだが Journler に似たと言えば良いのだろうか、Contents Management Application(こんな言葉あるのかな?)、つまりはデジタル雑記帳のようなアプリケーションの Together 2.0 というのを MoodBlast の作者さんのブログで知った。
$39 のシェアウェアで対応 OS が Leopard 以降。どうやらこれ KIT というアプリが名前が変わって Together となったようだ(と言っても KIT も知らなかったが)。とりあえず 15日間の試用ができるのでダウンロードして弄ってみた。
結論から行くとなかなか面白いと思う。Leopard 専用と謳うだけあって、一風変わったクイックルックにも対応している。フォルダなりエントリを選択してコマンド+シフト+F をクリックすれば、そのフォルダ内のエントリをクイックルックで表示してくれる。
画面が小さいが下記画像がその Together のインターフェース。
もう一つエントリリストを上に持ってくるヴューも選択できる。日本語のローカライズはされていないのでメニューも総て英語だが、ぼくが使用していた範囲では日本語も問題なく使用できた。
基本的に Journler と似ているのだが、少々 Yojimbo 寄りでもあるのかなと使用していて思った。Yojimbo にもスクリーンのサイドにドロワーを設置できるが、この Together もドロワーが付属して、そこに URL やファイルをドラッグすると Together のエントリして取込んでくれる。
もちろん URL を取込んだ時はブックマークにするか、アーカイブにするのかは環境設定で指定できる。またファイルに関してはコピーするか移動させるか、リンクさせるかをこれも環境設定で選択できる。この Together、導入すると書類フォルダ内に Together というフォルダができ、その中にコンテンツが導入されるようだ。だからコピーとか移動にするとファイルもその書類フォルダ内のフォルダに作成、移動される。
だからおそらくほとんどのアプリで作った書類が導入できるのだろうと思う。ただし Together 内で表示されるのは rtf とか text などのテキスト書類とか jpg などの画像書類だけのようで(全部試した訳ではないけど)、その他の書類はアイコンとして表示される。そしてエントリをクリックして、コンテキストメニューで元のアプリで開くというのを選択できる。
ということは日々色んなアプリで作成した書類の格納箱としても利用できるということだ。もちろんエントリとしてタグやらコメントをつけられるし、スマートフォルダに似たグループというフォルダで関連する書類を一まとめにもできる。
余談だが、Journler もエントリの保存場所が書類フォルダに変更する可能性もあるらしい。というのも Leopard では従来のライブラリ以下
Application Support 内だと Spotlight 検索に引っ掛かってこないらしいのだ。
話を元に戻してこの Together のドロワーなのだが、これがなかなか気が利いている。
画像が小さくて申し訳ないが、上記画像の一番左が基本的なライブラリの表示。Together で作成したフォルダやグループそしてスマートフォルダも表示される。そしてそのフォルダをクリックするとその中に収納されているエントリが一覧できる。そしてそのエントリをクリックすると Together でそのエントリを表示する。それが真ん中の画像。そして一番右の画像は Quick Note と称して、テキストも直接打込めるのだ。打込んだテキストはもちろんエントリの一部となる。このドロワーの引き出しにはショートカットも設定できる。
この Together、日々集めた情報やら頭を捻りだしたテキストなどを一ヶ所に集めて管理しようというのにはなかなか良いかもしれない。
ただぼくにとって少々残念なこともある。それは Together 内のエントリの移動だったり、タグやコメントを付けるウィンドウ内の移動などのショートカットが無いのだ。まあマウスでやれば良いじゃんってことなのだが、ぼくは Journler 内では直接テキストを書くことも多く、その際は当然ながらキーボードに両手が行っている。そんな時移動の度にマウスに手を伸ばすのがどうも面倒なのだ。それと Together 内でエントリ同士をリンクする方法が無いようにも思うのだが・・・。
その辺りが改良されれば、これは Journler から乗り換えても良いかなとさえ思った。$39 というシェアウェアだが、いずれ Journler もシェアウェアに移行することは決定している。もっとも Journler の場合は既にドネーションをしている人は差額分を支払うとか色々救済処置があるようだが、新規に導入する人達にとっては十分に比較対象になるアプリであることは間違いない。

コメント (3)
はじめまして。
MacJournal、Journler、Togetherなど、貴重なレビュー記事をありがとうございます。Journlerについては、よくkeizoさんの記事を参考にしていました。"Contents Management Application"、良い表現ですね。
似たようなソフトで、私は"Scrivener"を使っているのですが、上記の3つと比べてどんな長所と短所を持っているのか、いまひとつ理解していないまま使っています。単に見た目と使い勝手で選んでしまったような罪悪感を.....(笑)。
いずれにしても、「非公開が前提の、ブログ投稿支援ソフト的なもの」を求めていた私にとって、Keizoさんのおっしゃる"CMA"という発想は、とてもとても良く判るものでした。
機会があれば、Scrivenerもぜひお試し下さい。
投稿者: mb | 2007年11月18日 23:19
日時: 2007年11月18日 23:19
>mb さん
はじめましての気がしないです。正直に申し上げて最近はチェックしてなかったのですが、ブログよく拝見しておりました。モノクロ写真が素敵なので引き込まれていました。
Scrivener 名前は聞いたことがありますが、試したことは無いですね。それにしても DEVONthink といい、この手のアプリも随分選択枝が増えたんですね。
投稿者: keizo | 2007年11月19日 00:20
日時: 2007年11月19日 00:20
そんなこととは露知らず....とても嬉しく、また恥ずかしい心地でいっぱいです。私の方こそ、Keizoさんに断りもなく、お書きになっていたJournlerに関する記事を、tumblr.にクリップしていました。この場を借りて、お詫び申し上げます。
これに懲りず、今後ともよろしくお願い申し上げます。Keizo三の記事、いつも頼りにさせていただいています。
(DEVONthinkは初めて知りました。「研究」などと書かれていると、なんとなく、敷居が高そうな気も.....。)
投稿者: mb | 2007年11月20日 00:32
日時: 2007年11月20日 00:32