GV-1 は馴れるしかない

リコーのサービスセンターに送付してチェックしてもらった GR-Digital 用外部ファインダー GV-1 なのだが、今日サービスセンターより電話をいただいた。結論からいくと GV-1 の不良じゃなかった。では本体側の不具合か?いや違う。要するにこれは GV-1 の特性というか、そもそも外部ファインダーの宿命のようだ。

先方の方の説明はまさにぼくが言いたかったことを言い当てていた。つまりファインダーで覗いた画像より実際に撮影された画像は上部がけられてしまうのだ。ただしこれには注釈が付く。

そのけられる度合いなのだが、近くのものを撮影するほど顕著に出てくるとのこと。だから遠景などの場合は、ほぼ上下左右均等に視野率が低くなるらしい。なるほどそうか。上手く説明できないが、レンズとファインダーとの距離が結構あるので、近くになればなるほどファインダーを通した視点とのズレが大きくなるのだろう。

ぼくは自分で最初に持ったカメラが一眼レフだった。一眼レフの場合はファインダーから覗いた画像はレンズを通して入ってきた画像だ。だけどヴューファインダーの場合はレンズを通して見ている訳では無い。当然レンズを通しての撮影画像とファインダーから見える像は違うのだ。特に近接撮影の場合はこの視差(パララックス)が大きく現れるらしい。

これは想像だが、一般のヴューファインダーだと本体側にファインダーが付いているものだが、これだと多少はそのパララックスもマシなんじゃないだろうか?あくまで想像だけど。いずれにしても、長らくヴューファインダーのカメラに親しんでいたら、ぼくが感ずるような違和感はなかったかもしれない。

そもそもこの GR-Digital はファインダーさえ省いてしまったという潔さも確かに悪くない。実際液晶画面を見て撮影することの方が多いだろうからそれも判る。しかし残念ながら寄る年波で老眼が入ってきた目、特にぼくのように近視で日頃から眼鏡を着用している人間にとっては、眼鏡を付けたままで液晶画面を見るのは辛いのだ。だからこそファインダー越しなら良いかなと思い GV-1 を購入した。

確かにファインダーを覗いた画像は眼鏡を外さずとも綺麗に見える。しかしその像は実際の撮影画像とは違うとなると、これはもうそのことを意識して馴れるしかないだろう。あるいは液晶画面で見て撮影する。まあファインダーを覗いたところでピントが合っているかどうかは判らないわけだから、どちらにしろ液晶画面でピントを確認しているので、今のようにピントを確認したければ眼鏡をずらして液晶画面を見るしかないだろう。

しかし煩わしいのはもちろんだが、傍から見ていてちょっと格好悪いというのは否めないよな。GR-Digital はコンパクトだしお散歩カメラにはうってつけなのだが、ぼくのようなことが気になる方は少々ガタイが大きくなるがデジタル一眼も選択肢に入れておいた方が良いかもしれない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sumainobaiten.com/blog/mt-tb.cgi/539

コメント (2)

コンデジを卒業して一眼レフを使い始めたわけですが、液晶ビューがなくてファインダーをのぞいて構図を決めるという作業に最初は戸惑いました。もう慣れましたけど。ファインダーを覗くという行為、「俺写真撮ってるわ〜」って気にさせてくれてナルシシズムを刺激しますね。あまり記事に関連のないコメントですみません。

keizo:

Nikon D40 のファインダーを店頭で覗いた時、ぼくの目にもハッキリと像が視認できて、やはり一眼レフの利点だなと思いました。昔はピント合わせは手でやっていたんですが、ピントが合う時の感じってなかなかのもんですよね。

コメントを投稿

アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

Powered by
Movable Type 3.34