よく使う Quicksilver(その4)Clipboard と Shelf

一連のシリーズ、ここまで長くなるとは思っていませんでした。さて8つ目は Clipboard と Shelf です。利用する為には Clipboard Module プラグインと Shelf Module プラグインを入れる必要があります。

Mac OSX のデフォルトではコピーしたものは最後のものしか憶えていないですよね。サードパーティーのソフトで PTHPasteboard とかクリップボードを拡張するソフトがありますが、ぼくはホンの少し触れた程度です。でも、この Clipboard と Shelf プラグインで、おそらく機能は劣るだろうけど、基本的には同じようなことができるんじゃないかと思っています。つまりクリップボードの機能を拡張してくれるんですね。

プラグインをインストールすると Quicksilver の Catalog に Shelf & Clipboard というのがリストされている筈です。そいつにチェックが入っているか確認して下さい。

まず Clipboard の方ですが、Quicksilver の Preferences の Clipboard を選択し、Capture History: をチェックしてクリップボードに残しておきたい数量を記入します。数量が大きければ確かに便利かもしれませんが、当然それだけメモリーも食っちゃいます。特に大きな画像なんかだと殊更です。ちなみにぼくは20に留めています。その下の Hide after pasting にチェックを入れると、ペーストをした後に、後述する Clipboard History を閉じてくれます。

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Quicksilver を起上げて ⌘L とタイプすると左の画像のように Clipboard History が現われます。一度に表示されるのは10個までですがスクロールで隠れているものを表示させることができます。再度 ⌘L とタイプすると Clipboard History が隠れます。この他に呼び出す方法として、一つ目の窓で Clipboard History を呼び出し Show アクション、あるいは Show Contents というのもあります。Show Contents アクションの場合は、選択したアイテムを次のアクションに移すには便利かもしれません。ぼくはこの Show Contents のアクションをトリガーに登録してショートカットで呼び出せるように設定しています。

それから、現われた Clipboard History をスクリーンの左右の端に持って行けば自動的に格納してくれて、マウスをその付近に近づけると、今度はヒョイと現われてくれます。

コピーの方は ⌘C でも、メニューからコピーを選んでも、あるいは Quicksilver でアイテムを選んで Copy to Clipboard アクションでも、いずれも Clipboard History に格納されて行きます。

Clipboard History 内の最初の10個は、Clipboard History が開いていれば、その番号を打つことで、アクティブになっているアプリケーションにその内容をペーストできます。但しこれは最初の10個までで、それ以降の物をペーストするにはダブルクリックの必要があります。

アイテムは新しいものをコピーする度に順番に下がっていきます。だからぼくの様に記憶する数量を20と設定していれば、21個目をコピーすれば、古い物から順番に Clipboard History から無くなってしまうということです。

内容を全部消去したい場合は左下の Clear をクリックし、個別に消去したい場合は、選択して delete キーで消去できます。但しナンバー0の物は消去できません。だから消去したいなら、新たに何でも良いからコピーしてナンバー0から下げてやり、そして目的の物を消去するしか無いようです。

この Clipboard History 内のアイテムなのですが、Quicksilver をリスタートしても、システムをリスタートしても内容を保持してくれています。だから、設定した数量を超えて次々とコピーを繰り返さなければ、いつでも呼び出せますね。

これに対して Clipboard Storage は History と違ってそのまま残せます。つまり新しい物をコピーしても順番に上書きはされないんですね。但し、Quicksilver を終了させたり、ログアウトすると内容は消去されてしまいます。そして書き込みはドラッグのみです。だから起動中の、上書きされて欲しくないアイテムの一時的な格納庫という感じですね。Clipboard Storage の表示は Clipboard Panel の右上の歯車マークで選択するか、Show Clipboard Storage Object を選択し、Run アクションを実行します。保持できるアイテムは10個まで。ペーストの方法は History と同じように番号でペーストできます。

次に Shelf です。これは Clipboard Storage に似ていると思います。でも、こちらの方は Quicksilver を終了させたり、ログアウトしても消えることはありません。だから自ら削除しない限りは Shelf 内に格納されたままです。ここにはメールアドレスだったり、良く使う HTML コードだったり、画像だったり、フォルダやアプリまで格納できます。だから Dock の替わりにもなる訳ですね。ぼくはログインパスワードも入れていますが、もちろん安全では無いので取り扱いには注意が必要です。

この Shelf にもデフォルトで ⌘S のショートカットが与えられています。Quicksilver を起上げて ⌘S を打てば Clipboard History と同じような Shelf が現われます。これもスクリーンの左右の端に持って行けばスクリーンの端に格納でき、必要があればマウスを近づければ引き出せます。 その他に Quicksilver を起上げ、最初の窓で Shelf を呼び出し Show アクションを実行しても呼び出せます。ぼくはこのアクションにトリガーを設定してキーボードショートカットでいつでも呼び出せるようにしています。また Shelf を呼び出して → キーか / キーをタイプすれば、Shelf の内容を一覧で表示しますし、Shelf を呼び出した後 Show Contents アクションを実行しても同じように一覧を表示します。この場合は次のアクション、例えばペーストなんかを実行するというのもキーボードだけでできちゃいますね。

Shelf への格納は Quicksilver を起上げ、格納したいアイテムを選択し、Put on Shelf アクションを実行します。この場合、新しい物が上に格納されて行きますが、マウスを使ってドラッグすれば任意の位置に格納できます。またペーストで格納することもできます。

相変わらずくどい説明になったかもしれません。この Clipboard と Shelf、ぼくはまだまだ上手く使いこなせていないんじゃないかと思っています。アイデア次第でもっと上手に使えそうな気がしているんですけどね。

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