なんだかQuicksilverの伝道師みたいになっているが、いや弄っていると面白くって。たぶん単なるランチャーだけの機能だけでなく、アプリ間の連携なんかも実際に有用な部分もあり、それらも魅力の一つなのだが、自分で活用方法を考える面白さもあるのかもしれない。
で、性懲りも無く、今回取り上げるのはQuicksilverでiCalにToDoやイベントを記入するアクション。既に iCal Module というプラグインがあるのだが、こちらは時間指定など細かなことができないのだ。しかし今回見つけた物はiCalに関するほとんどの指定ができると思う。
追記 (06/12/24):すみません。私、嘘を言っていました。既存の iCal Module でも時間指定などはできるようです。【TUAW】の【TUAW Podcast #12: Quicksilver and iCal】というスクリーンキャストにて動画でその様子が確認できます。
参考元は【Hawk Wings】の【A powerful new iCal action for Quicksilver】というエントリー。【ABGMerge】という Gmail と アップルアドレスブックを同期させる Applescript を書かれた Benjamin Harley さんが書かれた Applescript を利用するようだ。ちょっとくどくなるかもしれないが箇条書きでQuicksilver側の準備の手順を記しておく。
- まず上記【Hawk Wings】のエントリーからScriptをダウンロードして解凍する。(Download it here というリンクが文中にある。)
- そのScriptを~/Library/Application Support/Quicksilver/Actions folderに入れる。(Actions folderが無ければ作成する。)
- Quicksilverをリスタートし、Actions folders というのを Quicksilver Catalogに作る必要があるかもしれない。
- 作り方はCatalogの下部に+マークがあるが、それをクリックしてFile and Folder Scannerというのを選択する。
- そして先ほど作成した~/Library/Application Support/Quicksilver/Actions folderを選択してやる。これでQuicksilverがこのフォルダをスキャンしてくれる。念のためにRescanを掛けておけば良いと思う。
- CatalogのCustomにActions foldersができているので、場合によってはこれもCatalog下部にあるInfoボタンをクリックしてSource Options や Contents をクリックして確認して貰いたい。
- Source Options というのはフォルダーの階層のどれ位までをスキャン対象にするかの設定だ。そして Contents にはスキャンされたファイルやらフォルダーが表示されていてチェックを付けたり外したりして、スキャンさせるかどうかを設定できる。当然今回の場合はチェックマークを付けておく必要がある。
ここまでがQuicksilver側の下準備。さてどうやって使うか?まずは最初のウィンドウで【make ical】とタイピングする。と言っても少々タイピングが早くないと追いつかないかもしれない。その場合は【ma】などでも出てくる可能性はあるし、出てこなければ↓キーで探す。そのうちQuicksilver側で憶えてくれて【ma】と打つとトップの方に出てくる。場合によってはリスト調整という道もある。そして2番目のアクションウィンドウには【Process Text…】を選択。ぼくが試したところ既に選択されていた。そしてタブで3番目のウィンドウに移動するとテキストモードになっているはずだ。そこに以下のように打込む。
これは一つの例なのだが、これでぼく iCal の keizo というカレンダーに以下のように ToDo リストができあがる。 ToDo のタイトルが実験、カレンダーは keizo 日付は06年12月15日、そしてアラームを付加してノートに【何か】と付加している。つまり【t--】とか【c--】というキャラクターで iCal の書面化が決っているのだ。
最初に【t--】を打てば ToDo のタイトルとなり【e--】と打てばイベントのタイトルとなる。因みにデフォルトは ToDo で【t--】も【e--】も打たずにいきなりタイトルをタイピングすれば、それは ToDo となる。以下用例を。
- 【c--】はカレンダーの種類。デフォルトはホームとなる。
- 【d--】はスタートの日付(ToDo では期限)。ここのフォーマットはシステムでセットされたフォーマットが採用される。デフォルトはイベントでは今日の日付になり、ToDo では3日後になる。
- 【d--】の後に【+数字】つまり【d-- +2】などとすると今日から2日後ということになる。
- 時間も【d--】の後に記述する。フォーマットは hh:mm で24時間制。ここでも【14:00 +2】などとすると14:00から16:00までとなる。
- 例えば06/12/20の14:00から06/12/25の15:00のイベントの場合はどうするか?単純にそのまま【d--06/12/20 14:00 06/12/25 15:00】と記述すれば良い。
- 【a--】はアラームの設定でデフォルトではイベントの場合1時間前。ToDo の場合は午前10時となる。
- 【n--】はノート。
- 【l--】は場所(小文字のL)。
- 【p--】は優先順位で ToDo のみ。n,l,m,h で選択する。
- 【u--】はURL。
- 【s--】というのは、Quicksilverで記述した物を iCal 上で選択して表示してくれる。
- 【cb--】というのもあって、これはノートにクリップボードで選択したものをそのまま記入してくれる。つまりこの作業を行う前にコピーしておけば、そのコピーが cb-- とタイプするだけでノートに記載される。
このリストは【A powerful new iCal action for Quicksilver】というエントリーの末尾の方に Get a copy of this list here ということでリンクも貼ってある。そちらの方も参照して貰えればと思う。
いやあ、説明が長くなってますね。でも後少し。というのは『これって、これだけのリストを憶えるのが大変じゃん!!』て思いますよね。ところが先日紹介したAngeさんのブログ【Queue】の【[GTD] 秒殺!Remember the Quicksilver】にもあったShelfを利用して一定のフォーマットを作って格納しておけば、これは結構手間が省けるのではと思う。Shelfってぼくは最初取っつき難かったのだが、何度も使い回しが効くような物はここに放り込んでおけば便利かと、ここ一両日で利用頻度が急に上がった。
ふう、やけに力を入れて書いてしまったが、何処かでポカをしていることもあるかと思うので、その辺りはご指摘並びに、不具合が出ても恨まないでね。
