天国の口、終りの楽園。

天国の口、終わりの楽園。】この映画、おそらくぼくの中のベストだ。と言ってもそんなに数多く観て来た訳じゃないし、ここの所レンタルとは言え立て続けに映画を観ているけど、それまでは思い出したようにしか観てこなかったので、断定するのは早計かもしれない。でもこの映画には間違いなく心を掴まれた。

以前のエントリーで、レンタル店にはVHS版しか無く【モーターサイクル・ダイアリーズ】を借りたと記したが、結局いつまで待ってもDVD版は入荷しそうにないのでVHS版を借りてきた。でもこの映画ならDVDを購入しようかと真剣に考えている。それほどにお勧めしたい。

物語は、これはもう【portal shit!】の森井さんの【Y Tu Mamá También】というエントリーを読んで貰いたい。物語の粗筋と言い、含有するテーマと言い、見事に表現されている。とてもじゃないがぼくにはこれ程の筆力は無い。

森井さんが仰るところによると、

邦題は『天国の口、終わりの楽園』なんですが、原題は"Y Tu Mamá También"といいます。スペイン語です。「お前の母ちゃんともやっちまったよ」っていう意味なんですが、それじゃあ映画のタイトルとしてあまりにも意味不明なので邦題を付けられたのでしょう。でもなかなか味のある邦題で良いと思います。

とある。ぼくも同意する。と言うより少なくとも日本人の感覚だと、邦題の『天国の口、終わりの楽園。』の方がよりこの映画にマッチしているように思う。確かに物語に登場する青年二人のセリフと言えば、ほとんどが『やりてえ、やった。』と言うようなセックスの話しばかり。こいつらだったら本当に『お前の母ちゃんともやっちまったよ』って言いそうだ。でもSEXと言うより【生】も重要なテーマであるのは間違いないが、この映画はエロムービーじゃない。

人の一生は当たり前だが誕生があり死がある。これは如何に貧富の差があったり差別があったりしても、人類平等に与えられた宿命である。とは言ってもなかなかそんなに単純に考えられないのも又然り。だからこそ悩んだり嫉んだり、怒ったり悲しんだり、そして笑ったり喜んだり。そういう彩りがあるからこそ、人の一生というのは深遠にもなるのかもしれない。だから何なんだ!?いや、だからこそこの映画を観て下さい。答えは無いと思います。多分。でもこの映画には心を打つ何かが潜んでいます。

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コメント (2)

 ついにご覧になりましたか。気に入って頂けて僕も嬉しいです。

 僕は出来たらこの映画は高校生あたりに見て欲しいですね。悪い影響も及ぼすかも知れませんが(笑)、人生について、社会について考えさせられると思います。

 でも残念なことにレンタル屋にはあまり本数が置いてないんですよね。大抵ビデオテープだし。もっと日の目を浴びて欲しい映画です。

keizo:

 いや、本当にいい映画です。この良さを伝える術を持たない自分がもどかしいです。TSUTAYA DISCASならDVDがあるかと思い検索してみたら無し。諦めて父が使っているビデオデッキを拝借してVHSで観ました。
 自分が高校生の頃に観たらどう感じただろう?何かを感じた(股間だけじゃなく)のは確実だと思うのですが、今とは違う感覚なんじゃないだろうかと、自分の過去のことですが興味があります。

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keizo on 天国の口、終りの楽園。:
 いや、本当にいい映

森井ゴンザレス on 天国の口、終りの楽園。:
 ついにご覧になりま

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