文も感情を動かす

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3月28日、姉歯元建築士の奥さんが亡くなられたとか。どうやら自殺と見られているらしい。

僕はこの件に関して、今やウェブ界ではかなり有名だと思われる【きっこの日記】で昨日30日に初めて知った。新聞にも出ていたかもしれない。あるいはテレビのニュースでも報じられたのかもしれない。一応、ashi.comの過去記事を検索してみたら、確かに28日付けで簡単な記事があった。

ニュースはRSSでざっとチェックするのだが、あまりに溜まってくるとスルーすることもある。たぶんそういう日だったんだろう。

【きっこの日記】に関しては、どうして多くの人が知り得ない情報をあそこまで知っているのか?と、物議を醸したりしていることもある。もっともその情報を真実としたらというのが前提なのだけど。

僕自身は100%真実だと受け止めることは無いのだが、ただ、そういうことがあったとしたらという仮定の上で、自分なりに想像を膨らませたりはする。そういう意味ではとても興味を駆り立ててくれる記事を書く方だとは思っている。

今回、【きっこの日記】の真贋がどうのこうのということじゃなくて、姉歯元建築士の奥さんが亡くなられたことの悲惨さが、【きっこの日記】の記事を読むことで、随分と強く自分の中に印象付けられたなということだ。

おそらく最初にニュースで配信された簡単な記事だけでは、僕はそこまで強い印象を持たなかったと思う。先の『何でそこまで知ってるんだ』ということを考えると、そりゃどうなのって思うのだが、【きっこの日記】の記事が強い印象を与えたことは、こりゃ事実だ。

ひょっとしたら【きっこの日記】の記事は一部物語かもしれない。その真贋は僕には判らない。ただ文章自体が強く心を動かす作用があるということを、今更ながらに感じたのだ。

絵とか音楽に関しては、理屈では無い感情を揺さぶる要素があるというのはスンナリと自分の中にあるのだけれど、文章にだって勿論それはあるんだよな。ほら、文章ってどうしても理屈というか論理を整然と表明する為との感覚が強いんだけど、そりゃあ違うぞと。

お前何を当たり前のことをって、自分でも思わなくも無い。そもそも俳句なり和歌なり、あるいは小説や物語も、理屈だけでは無くまず感情が動かされるものって古来より結構あるもんな。

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このページは、keizoが2006年3月31日 17:16に書いたブログ記事です。

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