【ホットスポット】が商標だって!?

| コメント(7) | トラックバック(0) Clip to Evernote

いや、それだけじゃない。portal shit!さんの『DoCoMoがタワレコ買収何でも商標登録しちゃイヤ』という記事によると【フルブラウザ】もドコモにより商標登録が申請されているとのこと。ちなみに【ホットスポット】はNTTコミュニケーションズにより、立派に受理されている。

マジですか?【ホットスポット】なんて普通に外来語だと思ってましたよ。しかし特許庁も良く受理したよなあと思いますが、『商標登録 審査基準』で検索したら特許庁の商標審査便覧というのが出てきて、そいつをパラッと読む限り、外来語を商標登録する為の規定なんて項目が見つかりません。

だからって【ホットスポット】を商標登録しますか?僕にとって、これでまたNTTグループの印象が悪くなってしまいました。

だってさ、既に海外では普通に名詞として一般化されてるでしょ。いくら日本語じゃないからって紛らわしいったらありゃしない。それに、もしNTTコミュニケーションズが英語圏(いや英語圏でなくても海外)で同種のサービスを事業化することがあったとして、同じ【HOT SPOT】で商標申請しますか?そもそも受理されるかね?

portal shit!の森井ゴンザレスさん曰く、

こういうNTT系企業のやりくちは、2ちゃんねらーから非難を浴びまくったavexに通じるものがあると思う。みんなで練った半ば公共財的なアイディアを、みんなが知らないうちに勝手に商標登録してしまう。アイディアを生み出すのにあまり積極的な役割を果たしていないのに権利を取得し独占する。場合によっちゃ利用料までとる。他人のふんどしで相撲を取るのだ。ずるいのである。

確かにそういうことも言えそうです。僕なんかは創造性のカケラも無いのかと訝ってしまいます。ちょっとは考えようよって思うんだけど。

いや、第一に【ホットスポット】でNTTのこと連想しますか?例えばiPodだと完璧にアップルコンピュータの名前が挙がってきます。(最近はiPodが独り歩きしてアップルのことは連想しないかな?)まさに商標の商標たる所以です。だけど【ホットスポット】って普通に公衆無線LANの外来語だと思ってますよ。

確かに新聞紙上や大きなメディアでは好き勝手に使えないかもしれないけど、一般人にとってはどうでもいいことです。どこのサービスでも公衆無線LANは【ホットスポット】と認識していて、そこからNTTの社名なんて連想しないでしょう。

それどころか、僕なんかが感じたように【ホットスポット】がNTTコミュニケーションズの商標だと知ったら、『えっ!』と、限りなくマイナス方向に捉える人が多くないでしょうか。

高いお金を出して商標登録して(NTTコミュニケーションズにしたら屁みたいかも)効果がないどころか反発買ってどうなんでしょう?

かく言う僕も携帯は長年ドコモを使ってますが、それは番号が変わるのが邪魔臭いからに他ならず、ポータビリティーサービスが始まったら多分キャリアを代えちゃうと思います。そんなこだわり野郎は少数かもしれないけれど、会社の印象を良く保つってことをホント真剣に考えた方がいいと思いますよ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.sumainobaiten.com/blog/mt-tb.cgi/1108

コメント(7)

初めてスパム以外のまともなトラックバックをいただきました(笑) どうもありがとうございました。また、丁寧な補足をして下さり助かります。記事を書いたときはついつい面倒くさくて参照リンクをしなかったものですから。

ドコモはi-modeメールでもヘッダー情報を削除するなどオレ様路線炸裂なので困ったものです。

記事を投稿した後、サクッとドコモがタワーレコードを買収か?って出来事についてのブログを見て回ったのですが、(もちろん全部じゃ無いですよ。)
森井ゴンザレスさんのような視点って無かったです。(しつこいようだけど全部見たわけじゃないです。)
なんちゅうのかなあ、ドコモも意地でも新しいネーミングを考えて付けてやるんだという姿勢。そういうのが欲しいんです。
そういう姿勢から新しいアイデアとかビジネスが産まれるんじゃないのかと僕は確信しています。

Keizoさん、blogへのコメントどうもありがとうございました。で、森井さんにお返事ですが...

>ドコモはi-modeメールでもヘッダー情報を削除する
まぁ、初期のi-mode端末では仕様上削除やむなしだったと思うのですが... FOMAなら、メール本文にヘッダを添付する設定も可ですが、本文末尾にくっつく形なので...

>こういうNTT系企業のやりくちは、2ちゃんねらーから非難を浴びまくったavexに通じるものがある

NTT.comが"Hotspot"を商標登録したのは、商標が違った意図で使われるのを回避するためだと自分は解釈しています。確かに、サービス名として使ってはいますが、他社が営利目的サービス名として使わない限りは「商標使用料払え」とかそういうことは無いと考えています。ちょうど、京セラが「京ポン」を商標登録したのと同じかと。

せうさんコメントありがとうございます。
うーん、僕は英語として流通しているHotspotという言葉(ですよね。)
をあえて商標に使うメリットが無いのではと思っています。
それは却ってNTT.comの独自性をも失わせると思います。
確かに個人が使う分には目くじらを立てないでしょうが、
僕は自分たちの資産や技術をどのように伝えるか、
そのようなソフトに対する姿勢に独自性が欲しいのです。

> せうさん

済みません、コメントに気が付きませんでした。

確かに、「場合によっちゃ利用料を取る」なんて書きましたけど、そんなことやってないですよね。いつもよく調べもせずに書いてしまうので誤った記述でした。ご指摘ありがとうございます。

タワレコ・ドコモ提携の続報記事をよく読みましたら、ドコモは決済機能で儲けたいようですね。なんだかとてつもなく頓珍漢な記事を書いてしまったようで恥ずかしく思います。

iPODの話は有名でなければ、商標登録できないということを意味している様な気もします。普通名称であっても指定商品との関係で判断して問題がなければ登録されるのですから、ホットスポットの商標登録がそんなに問題であるという気が私はしないのですが、どうでしょうか。

オーツキさんコメントありがとうございます。
 このエントリーを立ててから一年以上が経過しているのですね。今となっては【ホットスポット】という言葉は全然聞かなくなりましたね。まあ、商標登録されているわけだからメディアでは使い難くなって、露出する機会も減るし当然なんですが。
 ぼくは今でもNTTのこの件に関する姿勢は嫌です。何が一番嫌かと言うと、自分達で考えたという独創性が全然見られないからです。当時は【ホットスポット】という単語がWiFiを表す言葉として日本のネット界でも一般的に語られていたと思うのです。いくらその言葉を気に入ったからと言って、自分達の商標に使うということは、自ら創造し開拓する姿勢を放棄してるんじゃないかと思ったからです。

コメントする

track feed 感じ通信
あわせて読みたいブログパーツ
OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.29

カレンダー

<   2005年11月   >
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

このブログ記事について

このページは、keizoが2005年11月 7日 17:57に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「そう来るよねGoogle Video」です。

次のブログ記事は「やるじゃんIBM。企業の欲しい情報」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。