ホリエモン騒動の片隅で

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ネットで情報を収集するってのも結構手間じゃないですか?

ネットに繋がってさえいれば、モバイルなり携帯なりで、求める情報に辿り着ける。しかも、かなりニッチな話題でもその可能性や大いにありです。

奥が深いちゅうか、裾野が広いと言うか。生々しい体験談や、一次情報にさえ辿り着けることもありそうだ。

でもこれは可能性がありというだけで、自ら掘り下げよう、探求しようという気持ちがなければどうしようもない。それに、いくら検索が容易だとは言え、それなりの時間と労力、センスを駆使しなければならない。

と言うことは、掘り下げようという意思がなければ、従来のメディア、テレビやラジオや新聞から情報を得ているのと、媒体が変わっただけで、受け取る側の姿勢としてはあまり大差がないんじゃないだろうか?

『無意味なブログを検出しました』(←ライブドアやらニッポン放送やら・・・)の記事を読み、そちらで紹介されていた江川紹子ジャーナルの「新聞・テレビを殺します」〜ライブドアのメディア戦略にも目を通してみて、そう言えば、情報の出し手側がいれば、当たり前だが受け手側もいるわけだと、あらためて思った。

江川紹子ジャーナルで、ライブドアの堀江社長にインタヴューをした時の記事も掲載されていたのだが、そのインタヴューで、江川紹子さんが報道する側が持つ志や誇りを、時として『思い上がり』や『自意識過剰』に結びつく危険性をはらんではいても、全否定するのに抵抗を感じているのに対して、堀江社長はそういことには無頓着というか、興味が無いようだった。

堀江社長は自分でメディアを持ちたいと思っている。ただ、彼が考えているメディアというのは、伝える側に極力、あるいは一切のバイアスがかかっていない情報のようだ。

彼が意図的に、それは受け取る方に取っては邪魔であると考えているのか、あるいは、そもそも自分がメデイアを持ちたいと思った意図が、少なくとも江川紹子さんが考えているような想いを含めていないのだろう。

伝えようという行為には、伝える側の想いが介在するものなのだと思う。時にはそれが意図的に誇張されることも度々あるに違いない。意図的でなくても、報道する側が持つ志や誇りが『思い上がりや』『自意識過剰』と結びついたら、『価値観の押しつけ』『情報操作』ということにもなりかねない。だからこそ、多くの人にとって顕在的であろうと潜在的であろうと、大きな影響力を持っている新聞・テレビなどの既存のマスメディアが、度々批判の矢面に立ったりするのだろう。

しかし情報の出し手だけでなく、受け手もいるわけだ。どうだろう、受け手は100%既存のマスメディアの情報を完璧だと考えている人達ばかりだろうか?完璧と言わないまでも、どこか懐疑的な目で捉えている人達も結構多いんじゃないだろうか。そんな人達はごく少数だ。かもしれない。でもぼくには、少なくとも確実に増えているような気がする。

そして、そういう人達を芽生えさせ育てているのが、インターネットという新しいメディアではないだろうか。インターネットにも玉石混合、ガセネタも含めて多くの情報が流れている。しかし、探求の意思を持った人達は、少々の労を惜しまず情報を探し出し、そして選択している。

たぶんインターネットが普及する前も、探究心のある人達は書籍で自分の求める情報を探したり、自分の目で実際に確認したりしていたと思う。それはインターネットというテクノロジーが普及する前は、相当時間もかかり、そして時にはお金もかかるものだったに違いない。そういう垣根を低く、広くしたインターネットというテクノロジーの功績は大なるものがある。

そもそもインターネットの情報が玉石混合であるのと同じように、ぼくたちが信頼に足ると思い続けていた既存メディアにも、『恣意的』『情報操作』も含めて玉石混合の情報で溢れていたんだと思う。テクノロジーは進化する。今は自分の探している情報をタイピングして検索をしてというのも、ぼんやりとイメージしたことを機械側で判断し、近しい情報を集めてくれるようになるかもしれない。

でも、そんな時代になっても、見過ごされがちだが大事なのは、情報を選択する個々人の目と判断力ではないのだろうか?そして、それがなけりゃつまらんでしょ。

てなわけで、探究心を持ってググリましょう。そして、もしそうしたいなら自ら発信もしましょうよ。

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このページは、keizoが2005年2月27日 17:46に書いたブログ記事です。

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