『自己責任』という言葉を頻繁に聞く一年だった。幸いにも当時人質になられた三人は無事に帰ってこられた。ここでその是非なりを繰り返すつもりはない。
ただ、あの時『自己責任』という言葉を聞いたときの違和感、そしてなんとも殺伐とした感覚、そんなものを感じたのは確かだ。でもその感覚を上手く言葉で表現できない。そういうもどかしさを感じていた。
今日、振り返ってみてフト思ったことがあるので、記しておきたいと思う。
『自己責任』という言葉のもとに、死に瀕しているかもしれない人達や、そのご家族を批判、あるいは罵倒までするような世の中。そんな世の中が決して心地よいとは思わない。まずは無事に帰ってきてくれと願うのが人情ではないか。でも、残念ながら、そんな人情が薄れた世界に生きているんだなと思う。
しかし、進化というのはスパイラルだと信じている。悪い方に振れていてもそれは進化の過程いずれは良い方に回ってくる。そして少しづつ上へと登っている。
私たちはそんな世界に生きていて、だからこそ希望も持てるのではと信じている。来年はよい年に振れますように。
暖かい冬だと思っていたら大阪でも雪化粧。やはり季節は巡る。
