昨年末の12月10日、ガリガリに痩せた推定生後6ヶ月くらいの小猫がお向かいのガレージで啼いていた。近寄って手招きをすると覚束ない足取りで近寄ってくる。左の写真が自宅に連れてきて1週間目に撮った物だ。今見ても小猫とは思えない顔つきをしている。何となく人生に疲れているか、本当に何処か具合が悪そうな感じである。
それでもこの写真を撮った2日前、食欲は無いし動きは鈍いしで、こりゃ拙いと動物病院に連れて行き、獣医さんの診断及び検査結果で、腎臓並びに肝臓の機能が弱っているとのことで点滴を打って貰って帰宅し、その為に前脚の脇の下が腫れてしまったのだが、その腫れも引き、食欲も出て何とか元気を取り戻す兆しが見えて来た状態なのだ。因みに、痩せこけていたのでもっと小猫かと思ったが、獣医さんによると生後一年ぐらいだろうとのこと。
実家では、ぼくが幼少の頃から犬や猫を飼っていたのだが、当時は母がほとんど世話をしていたので、ぼくが係わったのは、犬なら散歩か、猫ならじゃらすぐらいで、世話らしい世話をしたことが無かった。それに我が家でも最後に飼っていた猫が亡くなってから20数年は経っている。だから隔世の感はあるし、それに何よりぼくが中心に世話をするというのは初めてのことだ。
いや、前述の動物病院の件もそうだが、ペットを飼うというのは、こりゃ、それが習慣になるまでは大変だと思い知る。動物病院でも1万7千円の診療代を請求されるし、癖が付くまではトイレも指定した所ではやってくれない。やっと癖が付いたと思ったらトイレ掃除は結構マメにやってやらなければならないし、元気が出てきたら出てきたでよく食うこと。お陰で我が家に来てから一ヶ月の間に体重は二倍近くになった。
でも居るとやっぱり面白く、また可愛くもある。捨て猫だったのか?迷い猫だったのか?根っからの捨て猫の割には随分人慣れしているようだし、ほとんどキャットフードしか食べないし、雑食ということでも無い。最近では終の住み処を見つけた安心感からか、左画像のような姿態をさらけだすことおびただしい。


