アメリカの友人が久々に夫婦で日本に来たんです。今回は友人夫婦も伴って。三日前に成田に到着し、まずは箱根へ。それから今日、京都に到着しました。
じゃあ滞在するホテルで会うかということで、御所の側のザ・パレスサイドホテルで待ち合わせることになりました。僕も京都へ電車で行くのは久々です。おそらく3年前に堺の実家に戻ってきてからは初めてかもしれません。
待ち合わせの時間は午後1時半。阪急の河原町に12時半に到着しました。おそらく時間までには徒歩で行っても十分間に合うだろう。久々の京都だし、雨も降り出したけれどテクテクと歩き出しました。
その時の印象が、以前僕が感じたのよりも随分綺麗になったと感じたんです。何時頃の印象なのか?記憶を辿ってみると、なんだか随分前のような気がします。
一番強烈に印象に残っているのは、1985年〜90年くらいにかけてのもので、当時東京で働いていた僕は、出張で京都に来る機会が何度かあったのですが、世はバブルの真っ最中で、古い町並みがどんどん壊されている時期だったと思います。古い町屋などが壊されるだけではなく、どう見ても街並みには不釣り合いだろうと思われる建造物が突然出来ていたりしました。
その後も何度か京都へは行ったように思うのですが、その時の印象が強烈だったのか、あまり良い印象は持っていなかったのです。でも今日久々に歩いてみて、なんだかとっても歩きやすいんです。そして前述したように街並み自体がとても綺麗になったような気がしました。
友人達と会ってランチを取り、御所などを散策して夕方4時過ぎにホテル前で別れたのですが、帰りも歩いて行こうと、今回は適当に横道に逸れたりしながら河原町を目指しました。
ウエブやテレビ、雑誌などで京の町屋を復活させようとの試みが盛んになってきているのを聞いていましたが、確かに新たに補修やリフォームをしたのだろうと思われる町屋を散見することができました。そしてそんな町屋をブティックとして使用している所も数軒。
所々、町屋を壊したのだろうと思われるスペースも確かに目に付きます。なんとなく無理やり切り取られたような感覚がすることもあります。でも以前僕が感じた印象よりもずっと好印象でした。新しく建てられたであろう家屋も、完璧とは言えないまでも、少しでも景観を壊さないようにしようとの配慮が感じられました。
元々日本を代表する文化を継承し、その面影も色濃く残している街です。なんとなくしっとりとして落ち着いた京都というのが戻って来つつあるような。そしてともすれば同じような街並みになりつつある日本の都市に、京都ここにありっていう新しい個性が芽吹いてきているような気さえしました。
こんな街なら住んでみたいな。そう、思わせる街に変貌しています。デジカメも携帯していたのに一枚もシャッターを押さずに歩いたのですが、帰宅してから撮っておけば良かったとちょっと後悔しています。


