物に魂が宿るって言いますよね。あれって物に宿るんじゃなくて、やっぱり人に宿るんじゃないだろうか。
ある人にとっては何でもない物でも、当事者にとっては大事にしたい思い出がその物を通して蘇る。結局主体は人なんじゃないかなと思ったんです。
だからテレビ番組の『劇的ビフォーアフター』などでも、使わなくなった物を本来その物がもつ機能以外の用途にリメイクしても、心が揺さぶられる。それは人自体に思いが宿っているからこそではないだろうか。
現在の生活様式でまったく機能を必要としなくなった物。そういう物でもそこに人の気持ちが宿るなら、それはその人にとっては価値あるものだし、大切なものなんだろうな。


